May 31, 2013

PRESS RELEASE
– 津波被災農地における「マルチモーダルセンサ」の実証実験開始 –
澤田教授、二川特任助教と共同研究を行っている株式会社村田製作所は,津波被害農地における「マルチモーダルセンサ」の実証実験を開始しました.

本学で開発したマルチモーダルセンサを元に、村田製作所は無線通信モジュールと組み合わせたシステムを開発し,土壌状態の観測・分析を実施します.マルチモーダルセンサは,EC,温度,pHを計測し且つ無線通信が可能であるため,土壌塩分や養分濃度などの土壌状態をモニタリングすることが可能です.
土壌塩分のリアルタイム診断を実現することで,津波被災農地での営農再開の支援につながることが期待されています.

村田製作所 プレスリリース : 2013年5月31日
研究内容 : 多機能型農業・畜産用スマートセンサについて
開発担当 : 澤田和明教授,二川雅登特任助教